Monday, October 30, 2017

日本人の環境保護への意識(ユーティン)

環境汚染は私達の身近な問題の一つであると見なされている。私の出身地である中国の北京では、今、大気汚染が深刻な問題になっている。ほとんどの工場は石炭を燃料として使うのが大気汚染の原因の一つだと言われている上、住民の環境保護への意識が低いのも原因の一つであろう。個人の環境保護への意識が高くなれば、汚染の問題は少しずつ改善するのではないだろうか。そこで、今回、日本人がどのように環境保護への意識を高めてきたかを調査し 、それを簡単に紹介したいと思う。
日本人の学生にどのぐらい環境保護をしているか、また、なぜその保護行動を始めたかを調べたいと思ったので、日本人の友達、同志社大学の三年生桑田芽依さんに聞いてみた。桑田さんの答えによると、日本の小学校と中学校で生徒は環境についての「3R」(リサイクルリユースリデュース)についての授業を受ける上、子供の頃から家族から受けた環境保護意識の影響が強いそうだ。ご両親が毎週のようにきちんとゴミを政府指定のゴミの捨て方で捨ててきたおかげで、桑田さんもゴミの分別への意識が自然に強くなってきたと言った。さらに、スーパで売られているシャンプーや洗濯洗剤の詰め替えパックを使えば、元の容器を捨てなくてもよく、ゴミが少なくなるらしい。
日本国民のほとんどが日常生活の中で、環境にいい習慣の必要性が分かることが大切だと思っている。その上、日本のメディアがよく環境問題に関する報道を聞くことは、日本人の環境意識が高められる原因の一つであろう。環境問題に対する関心が高いことから、いい環境を守るために努力するはずである。報道を聞く以外にも、日本人は日常生活においても実際に環境にいい行為をしている。例えば、多くの日本国民は「3R」に従ってゴミを捨てたり、詰め替えパックを使ったりしている。したがって、環境問題の宣伝ばかりでなく、家族からの影響も、日本人の環境に対する意識を強化させていることが分かる。その強い環境意識のおかげで、日本人は出来るだけ、個人的なレベルで環境にいいことをしようとするのだろう。
日本国立環境研究所は2016年に行った調査で日本国民の環境問題の認識や政策対応の態度について調べた。その調査から分かった結果で、気候変動や温暖化を減らすために自分の努力が必要かどうかという質問に対して、「ややそう思う」か「そう思う」と答えている人は73%である。つまり、地球温暖化を防ぐために自分が何かを変えねばならないと思う人の割合が、多数を占めているわけである。日常生活の中に何か環境にいい行動をすべきだと思っていることから、ほとんどの日本人の環境保護への意識が強いことが分かった。その他、日本国民のうち、環境問題の知識の情報源として、メディアが最も信じられると答えた人は最も多く、全体で39.6%である以外、大学や研究者学者、環境保護団体の情報が信じられると答えた人の割合も多く、いずれも30%を超えている。環境問題についての宣伝が多いことから、日本国民は環境問題に対する関心が強くなるに違いない。

 結論的として、環境意識を高めるために、最も大切なのは家族の影響であることが明らかになった。私達一人一人が環境保護のために行動をすると、身近な人に環境意識が強くなる影響を与えられるに違いない。世の中にある環境問題に対する関心がとても重要なのは言うまでもない。 私達一人一人が一緒に環境保護を促進する行動をとれば、どんなひどい汚染問題でも解決できるのではないだろうか。